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「リカルデントガムの再石灰」広告 by T.Saito 2/14/02 バレンタインデーですね! チョコレート食べてもいいよね。 今朝(2/14)の朝日新聞「リカルデントガムの再石灰化」の広告ご覧になられましたか?日本で消費者向けの広告にJDR(世界的でもっとも権威のある歯科学会誌)を引用して効果を紹介するなんて画期的ですね! Shen P, Cai F, Nowicki A, Vincent J, Reynolds EC. 日本でもこのようなきちんとした学術誌に掲載された研究結果を元に効果を判断する時代になるのでしょうか。情報がありふれている中で、信頼のおける情報を選び出す力が必要ですね。臨床現場において、それを簡単にできる具体的な手法がEBMです。 ちなみに、上記の研究は、臨床的には無意味な研究です。なぜなら顕微鏡レベルの変化は臨床的な評価じゃないからどんなにすごい研究でも臨床の現場では、意味の無い結果だよね。 臨床的な評価ってどうすればいいんだろうか? TVCMでおなじみの柳沢教授も、ワークショップの基調講演で「それは臨床現場の方の仕事で、我々は、だた顕微鏡を覗いてわかることをお伝えするだけです。」なんてコメントしてたじゃない。 一方、昨年JDRに掲載されたもう1つのガム研究は、臨床に役立つ素晴らしい研究です。 Szoke J, Banoczy J, Proskin HM. 1日3回、食後にガム(ソルビトール)を20分噛んだ場合の虫歯予防効果をDMFで評価したものです。 結果は、(table 3 より) table 3 虫歯の増加数
とガム群が38.7%の虫歯予防効果となっています。再石灰化を臨床的な評価ポイントで測定するなら、この「白濁の消失」だよね。残念ながら、この研究では白濁の増加数だけがわかるだけで消失数はわかりません。 さて、ハンガリーの研究で真に重要な部分は実は別にあるです。なんと歯面および歯種別に、DMFSの増加を報告しているんですよ!本研究のきもとなる table 4 から抜粋して紹介すると
結果は、一目瞭然ですよね。 つまり、ガム(ソルビトール)食べるように指導するより、フロッシングの習慣づけをする方が、指導項目としては、より重要(優先される)ということです。 あ、もちろんこの研究からは、キシリトールガムの効果はわかりません。 |
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